家庭医療
Storylines of family medicine Ⅵ:診察室における患者とのあり方

患者中心のケア-深い傾聴の技術の育成 ・患者中心のケアとは傾聴(listening)に集約される。 ・ここでいう「聴く」とは、注意深く耳を傾けるということに加えて、患者の訴えを巧みに受け取る「受信者」としての技術を、自ら […]

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家庭医療
Storylines of family medicine Ⅴ:治療的自己を磨く思考法

はじめに ・家族医は、患者との出会いのなかで自らの視点を治療的手段として活用し、患者の健康と福祉の向上に貢献できる。この治療的能力を発揮するためには、以下の3つの課題が重要である。 実践中の省察(Reflection i […]

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家庭医療
Storylines of family medicine Ⅳ:実践の視点:レンズ

医師と患者のパートナーシップ ・医療専門職は、「盲点」「無関心」「防衛的態度」というベールを取り払い、コミュニケーションや医療上の意思決定において差別を生む偏見、思い込み、行動を省察しなければならない。 ・医師と患者によ […]

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家庭医療
Storylines of family medicine Ⅲ:中核的原則-プライマリケア:システム:家族

ケアの継続性(Continuity of care): 時間をかけて築く治療的関係性 ・継続性(continuity)は、家庭医療における中核的価値の一つである。 ・継続性には複数の側面があるが、最も特徴的なのは「生涯を […]

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家庭医療
Storylines of family medicine Ⅱ:基礎的な構成要素-コンテクスト:コミュニティ:健康

コンテクスト-時間, 場所, 存在に根ざす家庭医療 ・「文脈(context)」とは、「何かが存在し、または起こる状況であり、それを説明する手がかりとなるもの」である。 ・人々のケアを行う上で複数の文脈が影響してくる。ま […]

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家庭医療
Storylines of family medicine Ⅰ:家庭医療の枠組み:歴史:価値:側面

家庭医療-総合診療の専門性(Family medicine-The generalist specialty) ・50年以上前、家庭医療(family medicine)は、科学的根拠を備えた学術的専門領域としてその地位 […]

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家庭医療
家族志向のケアの5つのレベル

序論 ・家族志向のケアには医師の関与の度合いに応じてレベルを5つに分けられ、「LPI: Levels of physician involvement」とも呼ばれる。 ・それぞれの上位レベルではより複雑な心理社会的問題に […]

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家庭医療
SAGEモデル

序論 ・卓越したジェネラリスト(Expert generalist)は単なるオールラウンダーではない。 ・卓越したジェネラリストの明確な専門性の一つは個別化されたケアを行える点にある。 ・個別化されたケアを行うためには、 […]

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家庭医療
家庭医によるメンタルヘルスケア

AAFPによるメンタルヘルスケアに関する行動提唱 ・AAFP(米国家庭医療学会)は家庭医によるメンタルヘルスケアに関して以下のレベル別で行動提唱をしている。  <①医師レベル(Physician level)> ・最新の […]

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家庭医療
クネビンフレームワーク

クネビンフレームワークの構成要素 ・クネビンフレームワーク(The Cynefin Framework)は、組織や政策立案における意思決定を支援するために設計されたセンスメイキング(sense-making)ツールである […]

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