神経
むずむず脚症候群 RLS: restless legs syndrome

むずむず脚症候群とその疫学 ・むずむず脚症候群(以下RLS: restless legs syndrome)は特に安静時に脚を動かさずにはいられない強い衝動をきたすことを特徴とする症候群である。 ・あらゆる年齢で発症する […]

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循環器
鎖骨下動脈疾患 subclavian artery disease

鎖骨下動脈疾患とその疫学 ・鎖骨下動脈疾患(Subclavian artery disease)は鑑別疾患に挙げられにくいが、一般人口の2%にみられるという報告もある。 ・疾患の進行が比較的遅く、側副血行路が発達するため […]

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神経
くも膜下出血 SAH: subarachnoid hemorrhage

くも膜下出血とその疫学 ・くも膜下出血(以下SAH: subarachnoid hemorrhage)は脳卒中の一つで、約85%は脳動脈瘤の破裂に起因する。 ・発症平均年齢は55歳と報告される。 ・女性は男性の1.6倍多 […]

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神経
Bell麻痺

ベル麻痺とその疫学 ・突然発症の片側性の顔面神経麻痺の原因としてはBell麻痺(Bell’s palsy)と脳卒中が多くを占める。 ・病歴と身体所見によって顔面神経麻痺が中枢性か末梢性かを判断する。 ・中枢性顔面神経麻痺 […]

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神経
脳振盪 concussion

脳振盪とその疫学 ・脳振盪(Concussion)とは頭部が何らかの衝撃を受けた際に発現する神経の機能的変化を伴うTBI(traumatic brain injury)を指す。 ・脳振盪で最も注意すべきなのはセカンドイン […]

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神経
前庭性片頭痛 vestibular migraine

前庭性片頭痛とその疫学 ・前庭性片頭痛(以下VM: vestibular migraine)は片頭痛発作に回転性もしくは非回転性めまいを伴うものを指す。 ・めまい症のうち2番目に多い原因ともされ、人口の約3%に影響を及ぼ […]

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神経
緊張型頭痛 Tension-type headache

緊張型頭痛とその疫学/症状 ・緊張型頭痛は一次性頭痛のなかで最多頻度を占める。 ・疼痛は通常、頭部に限局するが、頸部痛、頸部の運動制限、咀嚼時の疼痛などを伴う場合もある。 ・緊張型頭痛では頸部周囲の筋肉の緊張が関与してい […]

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神経
薬物乱用性頭痛 MOH: medication overuse headache

薬物乱用性頭痛とその疫学 ・薬物乱用性頭痛(以下MOH: medication overuse headache)とは主に鎮静薬や片頭痛治療薬の頻用が原因で生じる頭痛のことである。 ・一般人口における1年間有病率は1~2 […]

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神経
感覚性ポリニューロパチー Sensory polyneuropathy

Sensory polyneuropathy ・末梢神経線維は機能や径によって種類が異なり、無髄線維で侵害刺激や温度刺激を伝えるC fiber、小径有髄線維に相当するAδ fiber、固有感覚や振動覚を伝える大径有髄線維 […]

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症候
複視 diplopia/double vision

単眼性複視と両眼性複視 ・複視はまず単眼性複視と両眼性複視とに区別することができる。 ・片眼を手などで隠した状態で、片眼のみで確認しても複視が生じる状態を単眼性複視という。一方で、片眼のみで確認すると複視が生じず、あくま […]

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