症候
腰痛 low back pain

腰痛とそのリスク因子/疫学 ・腰痛(low back pain)の発症には肥満、運動不足、職業的要因、うつ病やその他の精神状態、妊娠、不適切な姿勢、喫煙などの複数要因が関連する。適正体重の維持、運動不足の解消、腰に負担を […]

続きを読む
症候
リンパ節腫大 lymphadenopathy

リンパ節腫脹とその疫学/基本的な考え方 ・多くのリンパ節腫大(Lymphadenopathy)は良性疾患で、なおかつSelf-limitedな経過をたどる。 ・通常、10mm以上の大きさの場合に有意な腫大と捉える。ただし […]

続きを読む
症候
腹部膨満感のマネジメント

腹部膨満感/腹部膨満とその疫学 ・腹部膨満は腸管内ガス、腹圧などによって生じることがある。 ・機能性ディスペプシア(FD)、過敏性腸症候群(IBS)、機能性便秘などの他の機能性疾患と併存することが多い。 ・そのほか食物に […]

続きを読む
症候
失神 syncope

失神とその疫学 ・失神(syncope)は救急外来で経験する症候のうち約1%を占める。 ・血管迷走神経反射(以下VVR: vasovagal reflex)が原因であれば予後良好であるが、心室性頻拍の場合は予後良好とはい […]

続きを読む
症候
複視 diplopia/double vision

単眼性複視と両眼性複視 ・複視はまず単眼性複視と両眼性複視とに区別することができる。 ・片眼を手などで隠した状態で、片眼のみで確認しても複視が生じる状態を単眼性複視という。一方で、片眼のみで確認すると複視が生じず、あくま […]

続きを読む
救急
ショック shock

ショックとは ・ショックの定は文献により表現は様々であるが、主に酸素の需要供給におけるバランスが崩れ、末梢組織が低酸素状態に至っていることを指す。 ・血圧低下はショックの概念において必須なものでなく、あくまで末梢の酸素供 […]

続きを読む
症候
急性尿閉 urinary retention

尿閉とは ・尿閉とは十分な量の尿を自力で排出ができない状態を指し、男性により多い。 ・病因としては閉塞性が最も多く、前立腺肥大症(BPH)による尿閉が53%を占める。そのほかの病因としては感染性、炎症性、神経性などが存在 […]

続きを読む