アニサキス症 anisakiasis
アニサキス症とその疫学 ・アニサキス症(anisakiasis)とはアニサキス属の線虫(主にAnisakis simplex)に感染した生または加熱不十分な魚介類の摂取により発症する人獣共通感染症である。 ・アニサキスの […]
鼠径ヘルニア/大腿ヘルニア
鼠径部におけるヘルニア(groin hernia)とその疫学 ・herniaという言葉はもともとラテン語でいうところの”rupture(破裂)”に由来している。 ・ヘルニアには3つの構成要素があり、ヘルニア門、ヘルニア嚢 […]
Dubin-Johnson症候群/Rotor症候群
直接型ビリルビン優位の体質性黄疸 ・直接型ビリルビン(抱合型ビリルビン)血症を生じる体質性黄疸としてはDubin-Johnson症候群とRotor症候群とが知られている。 ・いずれも良性疾患であるが、薬物中毒を生じやすい […]
偽性腸閉塞 colonic pseudo-obstruction
偽性腸閉塞とその疫学 ・偽性腸閉塞(Colonic pseuedo-obstruction)は機械的閉塞を伴わないにも関わらず、消化管の運動機能異常により腸閉塞症状をきたすものを指す。 ・急性型と慢性型とに分けられ、急性 […]
慢性膵炎 chronic pancreatitis
慢性膵炎とその疫学 ・慢性膵炎(chronic pancreatitis)とは腹痛を主な症状として、反復性の膵炎とそれに伴う線維化により、膵の外分泌機能と内分泌機能とが低下する疾患である。 ・有病率は国により異なるが、人 […]
入院患者における上部消化管出血の予防
上部消化管出血の病態生理 ・胃粘膜ではプロスタグランジン、一酸化窒素(NO)が胃粘膜上皮を保護する粘液層の維持に役立っている。 ・重篤な患者では炎症などによる微小循環障害が虚血、胃内pHの低下が誘発され、胃粘膜バリアが破 […]
ピロリ菌感染症と除菌治療 H.pylori infection
H.pylori関連疾患 ・H.pylori(ヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌))は胃上皮に定着する細菌で慢性炎症を惹起する。なお、ピロリ菌はウレアーゼ産性能を有するため、胃の産生環境においても生存することができる。 ・ […]
急性膵炎 acute pancreatitis
急性膵炎の原因 ・複数ある原因のうち、胆石およびアルコール多飲は一般的な原因である。 ・アルコール性膵炎の発症には長期間のアルコール使用が必要。アルコール摂取過多のケースにおける膵炎の生涯発症率は全体で2~5%程度と推定 […]
肝性脳症 hepatic encephalopathy
はじめに ・肝性脳症とは軽微な意識障害から昏睡をはじめとした重篤な状態まで、様々で臨床症状を呈する肝不全の可逆的な合併症である。 ・通常、肝性脳症は肝硬変患者に生じるが、他にも門脈体循環シャントや急性肝不全などでも生じる […]