胃食道逆流症 GERD: gastroesophageal reflux disorder
胃食道逆流症(GERD)とその疫学 ・本邦において、成人のびらん性GERDの有病率は10%程度と推定され、比較的よく経験される疾患である。 ・GERDのリスク因子としてはGERDの家族歴、食道ヘルニア、腹腔内圧の上昇(例 […]
上部消化管出血 upper GI bleeding
上部消化管出血とその疫学 ・上部消化管出血とはトライツ靭帯より口側の消化管における出血を指し、発症率は人口10万任あたり48~160例と推定されている。 ・リスク因子としては以前の上部消化管出血の既往(RR 13.5)、 […]
肝機能障害とその評価
肝臓の解剖/肝機能障害の疫学 ・肝臓は炭水化物、タンパク質、脂質の代謝において中心的役割を果たす。 ・老化した赤血球の処理、解毒、合成能(胆汁合成, 凝固因子合成, リポ蛋白合成など)、グリコーゲン貯蔵に関わっている。 […]
Oddi括約筋機能不全/胆道ジスキネジア SOD: sphincter of Oddi dysfunction
Oddi括約筋機能不全/胆道ジスキネジアとその疫学 ・Oddi括約筋機能不全(以下SOD: sphincter of Oddi dysfunction)とはOddi括約筋の運動障害や狭窄により、胆汁と膵液の十二指腸への排 […]
消化性潰瘍 peptic ulcer
消化性潰瘍とその疫学 ・消化性潰瘍(peptic ulcer)は消化液の酸によって生じ、粘膜下層に達する障害を指す。 ・通常、胃や十二指腸近位部に生じるが、ときに食道やメッケル憩室においても生じる。 ・生涯有病率は5~1 […]
胆石症 gallstones
胆石症とその疫学 ・欧米の成人の約10~15%が胆石症を発症し、そのうち毎年1~4%の割合で胆石症に伴う症状を経験する。 ・胆石(gallstones)は胆汁の化学成分のバランスが崩れ、一部が沈殿することで発生する。その […]
肝硬変 cirrhosis
肝硬変とその疫学 ・肝硬変(cirrhosis)は進行性の肝障害と肝線維化を特徴として、病期が進行すると門脈圧亢進状態に至り、腹水貯留、特発性細菌性腹膜炎(SBP)、肝性脳症、静脈瘤破裂、肝腎症候群、肝細胞癌を合併するこ […]
急性胆嚢炎 acute cholecystitis
急性胆嚢炎とその疫学 ・急性胆嚢炎(acute cholecystitis)と診断された患者の90~95%は胆嚢管への胆石嵌頓が原因である。 ・胆石症患者の約20%は最終的には年間1~4%の割合で胆嚢炎をはじめとする胆石 […]
虚血性大腸炎 ischemic colitis
虚血性大腸炎とその疫学 ・虚血性大腸炎(ischemic colitis)は虚血性消化管疾患のなかで最も頻度が高く、全体の50~60%を占める。 ・人口10万人あたり4.5~44例の発症率とされる。 ・病型として壊疽型、 […]
機能性ディスペプシア functional dyspepsia
機能性ディスペプシアとその疫学 ・Dyspepsiaはここでは上部消化管、特に胃十二指腸に関連した症状を指していて、主に心窩部痛や胃もたれ、早期腹満感などの心窩部を中心とした症状を指す。 ・機能性ディスペプシア(以下FD […]