感染症
レジオネラ肺炎 regionella pneumonia

レジオネラ感染症とその疫学 ・1976年にフィラデルフィアで開催された退役軍人の年次総会で肺炎の流行が生じ、その調査の過程でレジオネラ菌が発見された。 ・レジオネラ感染症による臓器障害は特に高齢者、基礎疾患のある患者、免 […]

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感染症
白癬 tinea

白癬とその疫学/診断 ・白癬(tinea)はMicrosporum、Epidermophyton、Trichophytonといった皮膚の糸状菌(真菌)による表在性感染症である。 ・白癬菌は毛髪、皮膚、爪などの角質を伴う環 […]

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感染症
流行性耳下腺炎/ムンプス mumps

流行性耳下腺炎とその疫学 ・流行性耳下腺炎(mumps)はムンプスウイルス(mumps virus)によって発症する小児感染症で、耳下腺腫大を特徴とする。 ・ムンプスはワクチンで予防できる可能性が高い疾患である。ワクチン […]

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感染症
インフルエンザ influenza

インフルエンザ感染症とその疫学/感染伝播 ・インフルエンザ感染症は主にインフルエンザウイルスA型およびB型の感染によって生じる。 ・温帯地帯では秋~冬に流行する。 ・通常は数日程度で自然軽快するが、特に妊娠中の方や免疫不 […]

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感染症
急性腎盂腎炎 acute pyelonephritis

急性腎盂腎炎とその疫学/臨床経過 ・急性腎盂腎炎(acute pyelonephritis)は腎盂および腎臓における炎症を指す。 ・約20%のケースでは膀胱刺激症状が判然としない。また、発熱がみられないケースもある。 ・ […]

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感染症
伝染性単核球症 IM: infectious mononucleosis

伝染性単核球症とその疫学 ・伝染性単核球症(以下IM: infectious mononucleosis)は発熱、咽頭痛、頸部リンパ節腫脹を三徴とする疾患で、主にウイルス感染症が原因となる。 ・EBVはIMの約90%の原 […]

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感染症
帯状疱疹 shingles

帯状疱疹とその疫学 ・帯状疱疹(Shingles)は水痘帯状疱疹ウイルス(VZV)の再活性化を原因とする発疹である。VZVは脊髄後根神経節などに潜伏し、その再活性化し、求心性神経を介して皮疹を生じさせる。 ・本邦では年間 […]

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感染症
肝膿瘍 liver abscess

肝膿瘍とその疫学 ・嫌気性菌ではバクテロイデス属(Bacteroides spp.)、フソバクテリウム属(Fusobacterium spp.)が関与しやすい。 ・肝膿瘍の最大10%では赤痢アメーバ(E.histolyt […]

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感染症
急性虫垂炎 acute appendicitis

虫垂炎とその疫学 ・急性虫垂炎(Acute appendicitis)は30~40歳代に好発する。なお、9歳以下の小児では発症率が低い。 ・男女比は1.4:1と男性に多い。生涯発症率は男性8.6%、女性6.7%という報告 […]

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感染症
連鎖球菌関連トキシックショックシンドローム STSS: Streptococcal Toxic Shock Syndrome

連鎖球菌関連トキシックショックシンドロームとその疫学 ・Toxic shock syndrome(TSS)は黄色ブドウ球菌あるいはA群β溶連菌(GAS)のスーパー抗原毒素による多臓器不全症候群を指す。ほかにもC群溶連菌( […]

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