循環器
急性大動脈解離 acute aortic dissection新着!!

急性大動脈解離とその疫学 ・発症率は地域によって差があるが、年間10万人あたり3~16人程度と推定されている。 ・男性により多く発症し、おおむね2:1の男女比と推定される。 ・急性大動脈解離は上行大動脈(58%)で最も多 […]

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循環器
高血圧緊急症 hypertensive emergency新着!!

高血圧緊急症とその疫学 ・高血圧クリーゼは収縮期血圧180mmHg異常もしくは拡張期血圧120mmHg以上と定義され、臓器障害の有無により、高血圧緊急症(臓器障害あり)と高血圧切迫症(臓器障害なし)とに分類される。通常、 […]

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循環器
大動脈弁狭窄症 AS: aortic stenosis

大動脈弁狭窄症とその疫学 ・大動脈弁狭窄症(以下AS: aortic stenosis)は主に高齢者(70歳以上)で好発し、変性や動脈硬化などによることが多い。 ・欧米では有病率が65歳未満では1.3%未満であるが、70 […]

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深部静脈血栓症/肺塞栓症 deep vein thrombosis/pulmonary embolism

疫学 ・深部静脈血栓症(以下DVT: deep vein thrombosis)と肺塞栓症(以下PE: pulmonary embolism)とを合わせ、静脈血栓塞栓症(VTE: venous thromboemboli […]

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循環器
鎖骨下動脈疾患 subclavian artery disease

鎖骨下動脈疾患とその疫学 ・鎖骨下動脈疾患(Subclavian artery disease)は鑑別疾患に挙げられにくいが、一般人口の2%にみられるという報告もある。 ・疾患の進行が比較的遅く、側副血行路が発達するため […]

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末梢動脈疾患 PAD: peripheral artery disease

末梢動脈疾患とその疫学/リスク因子 ・末梢動脈疾患(以下PAD: peripheral artery disease)は総腸骨動脈~膝窩部の部分が侵される近位型と、膝窩部以遠が侵される遠位型とがある。 ・PADのリスク因 […]

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急性冠症候群 ACS: acute coronary syndrome

急性冠症候群とその疫学 ・急性冠症候群(以下ACS: acute coronary syndrome)は不安定狭心症(UAP: unstable angina pectoris)、ST上昇型急性心筋梗塞(STEMI)、非 […]

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循環器
HFrEF: heart failure with reduced ejection fraction (駆出率の低下した心不全)

HFrEFとその疫学 ・心不全(heart failure)は左室駆出率LVEFに基づいてさらに区別され、LVEF 40%未満の場合をHFrEF(heart failure with reduced ejection f […]

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心房細動 AF: atrial fibrillation

心房細動とその疫学 ・心房細動(以下AF: atrial fibrillation)は成人で最も多くみられる不整脈である。 ・リスク因子としては高齢、冠動脈疾患、男性、高血圧症、肥満、喫煙、糖尿病、閉塞性睡眠時無呼吸症候 […]

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上室性頻拍 SVT: supraventricular tachycardia

上室性頻拍とその疫学 ・上室性頻拍(以下SVT: supraventricular tachycardia)は心房内で繰り返し循環する異常な電気的興奮によって生じる不整脈である。 ・SVTという用語は主に房室結節回帰性頻 […]

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