内分泌代謝
低カリウム血症 hypokalemia

低カリウム血症とその疫学/生理学 ・低カリウム血症(hypokalemia)は特に入院患者で多くみられる電解質異常である。 ・血清K値<3.5mEq/Lの場合に低カリウム血症と呼ぶことが一般的である。2.5mEq/ […]

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内分泌代謝
低リン血症 hypophosphatemia

低リン血症とその疫学/生理学 ・低リン血症(hypophosphatemia)とは血清リン濃度が2.5mg/dL(0.81mmol/L)未満となった状態を指す。なお、乳児の血清リン濃度の基準値は成人よりも高く、そして思春 […]

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リウマチ性疾患
ピロリン酸カルシウム結晶沈着症 CPPD disease: calcium pyrophosphate deposition disease

CPPDとその疫学 ・ピロリン酸カルシウム結晶沈着症(以下CPPD disease: calcium pyrophosphate deposition disease)はピロリン酸カルシウム(CPP)によって引き起こされ […]

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内分泌代謝
低ナトリウム血症 hyponatremia

低ナトリウム血症/総論 ・低ナトリウム血症(hyponatremia)は入院患者で最もよくみられる電解質異常である。 ・低ナトリウム血症は死亡率、入院期間、入院費用、集中治療室滞在日数、再入院率の増加に関連している。 ・ […]

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内分泌代謝
高カルシウム血症 hypercalcaemia

高カルシウム血症とその疫学/生理学 ・高カルシウム血症の2大原因は悪性腫瘍と原発性副甲状腺機能亢進症であり、この2病態で全体の約90%を占める。 ・英国および米国からの報告によると、原発性副甲状腺機能亢進症の発症率は人口 […]

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内分泌代謝
低血糖症 hypoglycemia

低血糖症とその疫学 ・低血糖症(hypoglycemia)の診断はWhippleの3徴(①低血糖症に矛盾しない症状がある ②有症状時の血糖値が50mg/dL以下 ③血糖補正により症状が改善する)を満たしたときになされる。 […]

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内分泌代謝
Low T3症候群/非甲状腺疾患症候群 (NTIS)

Low T3症候群/非甲状腺疾患症候群の疫学および病態 ・非甲状腺疾患症候群(以下NTIS: non-thyroidal illness syndrome)は甲状腺機能に異常がない患者において感染症や炎症などの種々の要因 […]

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内分泌代謝
甲状腺機能亢進症 Hyperthyroidism

甲状腺機能亢進症とその疫学 ・甲状腺機能亢進症の最も一般的な原因としてはバセドウ病(GD: Graves’ disease)が挙げられる。そのほかに、中毒性多結節性甲状腺腫、亜急性甲状腺炎、無痛性甲状腺炎などが挙げられる […]

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内分泌代謝
ヘモクロマトーシス hemochromatosis

ヘモクロマトーシスとその疫学 ・ヘモクロマトーシス(hemochromatosis)は鉄過剰状態により様々な症状をきたす疾患で、主に肝臓と関節とを侵しやすい。そのほか、膵臓、皮膚、心臓、甲状腺、下垂体、精巣などに影響を与 […]

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内分泌代謝
横紋筋融解症 rhabdomyolysis

横紋筋融解症とその疫学 ・横紋筋融解症(rhabdomyolysis)は外傷などの種々の要因により筋細胞が破壊され、様々な検査異常、症状を伴い得る疾患である。 ・重症度が低い場合や慢性的あるいは断続的な筋細胞破壊が生じて […]

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