好酸球増多 eosinophilia
好酸球増多症とその疫学 ・好酸球増多(eosinophilia)とは好酸球分画でなく、好酸球の絶対数が増加している状態を指す。一過性の増加に留まることもあるが、1,500/μL以上の増加している状態が持続する場合には通常 […]
Guillain-Barré syndrome ギラン・バレー症候群
ギラン・バレー症候群とその疫学 ・ギラン・バレー症候群(GBS: Guillain-Barré syndrome)の原著は多くの場合、発症前4週以内に先行感染を伴う両側弛緩性運動麻痺で、腱反射消失と比較的軽度の感覚障害が […]
COPD増悪 (COPD exacerbations)
COPD増悪とその疫学/病因 ・COPD増悪(COPD exacerbations)とは呼吸困難、喀痰、咳嗽などの症状が日常の生理的な変化を超えてCOPDが急激に悪化し、安定期の治療内容の変更が必要となる状態を指す。 ・ […]
孤発性上腸間膜動脈解離 isolated superior mesenteric artery dissection
孤発性上腸間膜動脈解離とその疫学 ・孤発性上腸間膜動脈解離(以下SMAD: Superior mesenteric artery dissection)は大動脈解離などを伴わないにも関わらず、SMAに限局する解離性病変が […]
肝膿瘍 liver abscess
肝膿瘍とその疫学 ・嫌気性菌ではバクテロイデス属(Bacteroides spp.)、フソバクテリウム属(Fusobacterium spp.)が関与しやすい。 ・肝膿瘍の最大10%では赤痢アメーバ(E.histolyt […]
急性虫垂炎 acute appendicitis
虫垂炎とその疫学 ・急性虫垂炎(Acute appendicitis)は30~40歳代に好発する。なお、9歳以下の小児では発症率が低い。 ・男女比は1.4:1と男性に多い。生涯発症率は男性8.6%、女性6.7%という報告 […]
サルコイドーシス sarcoidosis
サルコイドーシスとその疫学 ・サルコイドーシス(sarcoidosis)は原因不明の多臓器疾患で、非乾酪性類上皮細胞肉芽腫を病理学的に特徴とする疾患である。 ・肺、リンパ系、皮膚、眼など様々な臓器を侵す。 ・サルコイドー […]
好酸球性胃腸炎 EGE: eosinophilic gastroenteritis
好酸球性胃腸炎とその疫学/分類 ・好酸球性消化管疾患(EGIDs: eosinophilic gastrointestinal disorders)は好酸球の消化管局所への異常集積から消化管組織が障害され、機能不全を起こ […]
全身性強皮症 SSc: systemic sclerosis
全身性強皮症とその疫学 ・全身性強皮症(SSc: systemic sclerosis)には約60%を占める限局皮膚型全身性強皮症(lcSSc: limited cutaneous SSc)、約40%を占めるびまん皮膚型 […]
原発性シェーグレン症候群 primary sjögren syndrome
シェーグレン症候群とその疫学 ・シェーグレン症候群は外分泌機能障害を主とする全身性自己免疫性疾患で、主に目、口、咽頭、膣などにおける乾燥症状を呈する。 ・原因は不明確な部分もあるが、遺伝的要因と環境的要因とが関与している […]