インクルーシブ・リーダーシップ
インクルーシブ・リーダーシップ
・インクルーシブ・リーダーシップ(Inclusive leadership)とはトップダウン型のリーダーシップでなく、開放性(openness)、近接性(accessibility)、有効性(availability)といった3つの側面で構成される概念である。
・インクルーシブ・リーダーシップは心理的安全性(psychological safety)と正の相関性を示すことが明らかとなっている。
・心理的安全性を介して部下の創造性を高める役割を果たすこととなる。
・具体的には、リーダーが部下の新しいアイデアについて開かれた態度で対応し、話しかけやすく、相談に乗れるような近接性と有効性とを保つことで、部下は安心して声を上げ、斬新で有用な解決策を提案できるようになる。
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<参考文献>
・Carmeli A, et al. Inclusive leadership and employee involvement in creative tasks in the workplace: The mediating role of psychological safety. Creat Res J. 2010; 22(3): 250-260.